クリエーター

サウンドクリエイター「音の職人」になるために押さえるべき最新情報とは?

ゲームやアニメ、動画など、市場規模がどんどん拡大しているデジタルコンテンツの世界には、2つの大きな要素があります。1つはヴィジュアルで、もう1つはサウンドです。目で見て耳で聴くことで臨場感が生まれ、人はデジタルコンテンツの世界に感情移入します。

これはデジタルコンテンツから始まったことではなく、映画やテレビ番組も同じです。それぞれのシーンにぴったりのBGMや効果音があるからこそ、観る人に感動を与えます。

そんな音をつくりだす職人が、サウンドクリエイターです。サウンドクリエイターがどんな職業で、サウンドクリエイターになるにはどうすればよいか解説していきます。

サウンドクリエイターの仕事内容

サウンドクリエイターは音を集め、作り、編集し、映像に最適なBGMや音を考える「音のプロフェッショナル」です。ゲームにはゲームのBGMや効果音を制作するサウンドクリエイターがいますし、それはアニメや各種動画制作でも同じです。「映像+音」の組み合わせで制作されるデジタルコンテンツには、必ずサウンドクリエイターがいます。
サウンドクリエイターは専用のDTM制作ソフトやサウンド編集ソフトを駆使して、企画に沿った音世界をつくりだします。
映画の世界では映画音楽がヒット曲になることが珍しくありませんが、それだけ音の与える影響は大きく、音の職人であるサウンドクリエイターの仕事は重要なのです。

こんなに広い、サウンドクリエイターの活躍分野

音が使われているデジタルコンテンツの制作現場には、必ずサウンドクリエイターがいます。その主な活躍分野を挙げてみると、こんなにあります。

・音楽制作
・ゲーム制作
・アニメ制作
・動画制作
・テレビ番組、ラジオ番組制作
・イベント制作
・映画制作

多くの人がすぐに思いつくものだけでも、これだけ多くの活躍分野があります。マニアックな分野も含めると、まだまだあります。この中には成長が著しく市場規模がまだまだ拡大している分野もあるので、サウンドクリエイターになることの将来性は抜群です。

サウンドクリエイターになるには?

サウンドクリエイターには、効果的な音を制作するための幅広いスキルが必要になります。主なスキルは、以下のとおりです。

①作曲スキル
②作曲ソフトの操作技術
③音に関する知識、サウンド編集ソフトの操作技術
④幅広い音楽への造詣
⑤コミュニケーション能力(英語力も含む)

5つ目のコミュニケーション能力が必要なのは、サウンドクリエイターがBGMや効果音がいかにそのデジタルコンテンツの世界観にマッチしているかをさまざまなスタッフと話し合いながら制作していく職業だからです。制作現場には他の分野の専門家がいます。その人たちとうまく連携をしていくためにはコミュニケーション能力が求められます。特に近年では多くの分野がグローバル化しているので、英語力があると仕事の幅が広がります。

効率よく必要なスキルを身につける方法

音や音楽に関する幅広い知識と、音の世界を表現するためのデジタルツールを使いこなすスキル。さらにはコミュニケーション能力や英語力など、サウンドクリエイターになるためのスキルはとても幅広く、それらを身につけるには時間と手間が掛かりそうに見えます。
しかし、これら幅広い知識とスキルを効率よく身につけることができる専門コースがあります。
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校のデジタルデザインテクノロジー科には、4年制の「AIミュージッククリエイター」という専門コースがあります。アニメだけでなくゲーム、ボカロなどさまざまなデジタルコンテンツ制作で活躍できるサウンドクリエイターを養成します。
4年制のコースでは、基礎固めとして音楽理論や動画編集、デッサン力などを学び、DTM、アレンジ、作曲・作詞などの専門力に発展していきます。最終的には作品作りを学び、楽曲やミュージックビデオなどを制作し、これらは就職活動にも役立つ成果物となります。なお、講師陣は全員が現役のプロで、基礎力だけでなくプロとして活躍するためのスキルを身につけることができます。「卒業してから即戦力」ではなく、本物の経験を積むことで即戦力の人材育成を在学中から目指します。
さらに、アニメ音響に特化した3年制の「アニメ音響コース」もあるので、自分に合ったコースを選択することができます。

将来性抜群のサウンドクリエイターで「上」を目指す

デジタルコンテンツの市場が広がるにつれて、サウンドクリエイターの需要は増える一方です。能力の高いクリエイターにはレベルの高い(つまり報酬の高い)仕事が舞い込んでくるので、自分のスキルと経験だけで勝負できる「音の世界」に飛び込んでみませんか?