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イラストレーターになるために押さえておくべき最新情報とは

私たちは日々、テレビや新聞、雑誌、Webサイト、ゲームの画面などを見て生活をしています。その中でイラストを目にしない日はないほど、イラストは私たちの生活に深く浸透しています。これだけ多くのイラストを目にするということは、それだけ多くのイラストレーターが活躍していることになります。

これからイラスト業界を目指したい人に向けて、イラスト業界の最新情報をお届けします。

イラストレーターが活躍している業界とは?

現在多くのイラストレーターが活躍している業界が、「ゲーム業界 」です。家庭用ゲームだけでなくスマホゲーム、ゲームセンターのゲームなど、さまざまなゲーム作品には、その世界観を表現するためのイラストが多く使われています。キャラクターのデザインをすることもあるので、イラストレーターの役割はとても大きいといえます。

その他にも、出版業界や広告業界があります。これらの業界では、新聞や雑誌、ライトノベルの書籍などに使われているイラストを担当します。

イラストレーターのもうひとつのキャリアパスは、アーティストです。他の職業と違って完全フリーで自分の作品力で勝負する世界です。もちろん、成功する確率は決して高くはありません。しかし、最近ではNFTアートといって暗号資産(仮想通貨)の仕組みを応用したデジタルアートにとんでもない高値が付くこともあり、夢のある世界であるイラストレーターの「夢」の部分がさらに大きくなっています。

これからもイラストレーターの需要は増すばかり

イラストの中でもコミックイラストと呼ばれる分野が、大きく成長しています。コミックイラストとは、マンガ表現のスキルを活かしてライトノベルの挿絵や表紙に用いられているイラストのことです。これからイラストレーターになりたいと考えている人の中にも、コミックイラストの道を目指したい人は多いのではないでしょうか。
挿絵のようなイラストだけでなく、ゲーム業界やデザイン業界からもコミックイラストが描ける人は引っ張りだこで、そのすそ野はこれからも広がっていくと考えられます。
もうひとつ見逃せないのが、イラストレーターの「持続可能性」です。近い将来、多くの職業がAI(人工知能)に取って代わられるのではないかといわれていることはご存じだと思いますが、イラストレーターのようなクリエイティブ職はAIによる代用が最も難しく、今後も人間の職業として生き残る可能性が高いです。
この傾向を顕著に見ることができる、ひとつのデータがあります。これは「pixiv」という素材提供サービスの作品投稿数を示すグラフです。

イラストやマンガが高い伸びを示しています。投稿された作品が素材として利用されると投稿者に報酬が支払われる仕組みになっているので、収益性を狙ってプロのイラストレーターやマンガ家が自分の作品を積極的に投稿しています。企業の一員としてイラストレーターの活動をするだけでなく、このように自分の作品を広く発表して購入してもらう方法も今後新たな収入源として定着していくでしょう。

イラストレーターになるために必要なスキルとは?

イラストレーターになるには、大きく分けて以下の3つのスキルが必要です。

①デジタルイラストスキル
②デッサン力
③発信力

それぞれ、どんなスキルなのでしょうか。ひとつずつ解説しましょう。

①デジタルイラストスキル

絵を仕事にしたい人の必須スキルは、デジタルイラストソフトの操作技術です。これをマスターすることが、イラスト業界では必須です。イラスト業界では「CLIP STUDIO PAINT」や「Illustrator」「Photoshop」といったデジタルソフトが広く使用されており、これらを使いこなすことで現場に通用する人材となります。

②デッサン力

デジタルイラストを作成する前段階として「絵を描く能力」が必要になります。その中でもデッサン力は絵を描く基本的なスキルです。

③発信力

描いた作品を発表するためのスキルです。現在の人気イラストレーター全員に当てはまることは、自分の作品をSNSなどで「発信」をして、多くの人に自分の作品のファンになってもらう努力をしています。そこでSNSへの投稿やWebサイト制作、同人誌制作など、特にコミックイラストが多く用いられている分野で発信する技術が必要です。

イラストレーターになるためにあると有利なスキル

これらのスキルを身につけてプロを目指す上で最も重要なのは、「実践力」です。どれだけ絵が上手くてもそれを表現できなければ意味がありませんし、何を求められているのかを理解できなければイラストとはいえません。
大阪アニメ・声優&eスポーツ専門学校の3年制「コミックイラスト&マンガコース」はゲーム、マンガ、ライトノベルなどの世界観を表現できるプロのイラストレーターを目指すコースです。先ほど解説した3つのスキルをすべて網羅し、現役のプロ講師から学べる超実践型カリキュラムです。卒業生の多くがイラスト業界で活躍しており、卒業後は即戦力として活躍できる人材を育成しています。
在学中に多くの企業様と作品をつくりあげるプロジェクトが授業としてあるので、卒業前から「実績」を身につけることもできます。